swiMeの起業

30代ITエンジニアの退職から起業までの試行錯誤

10年ぶりに「床屋さん」へ

非常にどうでもよい話。


10年ぶりくらいに「床屋」に行ってきました。
もちろん髪をのばしていたわけではなく美容院というジャンルの店で
いつも髪をきっています。
といっても髪型にこだわりがあるわけではなく
家から一番近いという理由だけでずっとそこにいっていただけです。

今回もそこに行こうとしたら今日は予約で一杯ですとのこと。

仕方なく近くの違う店をブラブラ探していると
「いかにも入ったらいい匂いをかもしだしそうな美容院」とそのとなりに「昔ながら床屋」あり
私のようなおじさんが急に知らない美容院に入るのもなんか気が引ける。
ということで10年ぶりくらいに「床屋さん」に入ることにしました。
外から見た限りかなり暇そうだ

入ってみると予想を裏切らない。
角刈りチックなおじさんと気持ちがドヨーンとするような暗い店の中。

とりあえず前回切った時の感じを写真で見せておじさんに伝える。
これでまあそんなには変な感じにはならないだろう

そしておじさんが髪を切り始めた。

おじさんはリズムカルなハサミさばきをしているが
全く切り味がないハサミが容赦なく自分の髪の毛をブチブチとむしり取る

「こんな感じでいいでしょうか」

えっ 終わり?
その間だいたい10分
まぁ いいか

そして洗髪に入る。
昔ながらのおじぎをするように突っ込む洗髪台に頭を突っ込む

人にシャンプーしてもらうと気持ちいいんだよねぇ
って思う暇もなく終了。

えっ 終わり!? 1分・・・

流し足りないところありますか? 流し足りないところありますか? 流し足りないところ・・・
仮にそういうところがあっても「ここです!」とは言えないけど 聞いてほしいなぁ なんて。

耳の中にはいった水がガーガーと主張してくる

タオルで髪の毛をふき、ちょっとさっぱりしたぞー

そんな気持ちを根こそぎ奪い取るように
髪をふいたタオルで洗面台の水分を根こそぎとることに集中するおじさん。

サーッ
拭いたタオルを何が入っているかわからないカゴに投げる。

ここで担当交代 
東南アジア系の奥さんと思われる人が登場。

そして床屋名物「顔そり」が始まる
怖い
非常に怖い
切れ味の著しく悪いカミソリで剃るの?

さっきひげは剃ったからいいのに・・

ザーザーザーと顔を剃り、なんとか終わった。

普通はやってもらうのが気持ちいいのに
終わった時に安心してしまう特別空間

ふー。おわった

「何か髪につけますか?」と奥さん
「ではワックスとスプレーで」と私。

髪を乾かし、スタイリング剤をつけ終わった

鏡の前にいたのは最初に写真でみせたイメージとは全く異なる髪型の人間だった

これ ベトナムの若い人がしてる髪型じゃん